Herbie Hancock - Rock it
Submitted by ちゅん
7月
11
2013
ハービー・ハンコックにはJAZZの顔とROCKの顔がある。
多彩なジャズ・スタイルを持つ彼だが、ROCKサイドでは更に冒険的な音を模索する。
その中でも異色作であったアルバムが「Future Shock」だ。
このアルバムでは、彼はシンセサイザーを前面に押し出し、スクラッチ音をファンクの上に縦横に仕込むことで、独自の世界を作り上げた。
「Rock it」はアルバムの1曲目。
まさにロックな実験的な曲であり、その後のテクノやACIDのベースにもなった。
印象的なサウンドなので、日本のTVでも効果音として使われているから、案外(一部だけなら)聴いたことがある人は多いだろう。
この曲はMTV黎明期の曲でもあるが、ごく初期に放送禁止とされたMTVとしても有名。
ロボットの原型のような仕掛け人形が動き回る映像なのだが、人型、動物型でありながら、首が無かったり、足だけが踊っていたりで、更にはそんな人形がバカバカ額を打ち付けられてたりするもんだから、残酷と言い出す団体が出てきたのだ。
この映像を作ったのは、10CCの実験側コンビ、ゴドレイ&クリーム。
彼らは10CCを辞めてから、MTV製作会社を作ったのだ。
有難いことに、現在はyoutubeでその映像が確認できる。
リリース:
1983年
コメント
(件名なし)