Amazon - Fireタブレット
9月30日にAmazonの新型7インチ・タブレット、Fireが届きました。
Amazonプライム会員なら4,980円で購入できるということもあり、今月中旬に予約購入していたものです。
触り始めた感触をお知らせしたいと思います。
私はスマホとしてAndroid機を使っています。
5インチモデルなので画面は割と大きいのですが、それでもpdfリーダやゲーム機として考えると、もう少し大きなAndroid機もあっていいなぁ、と常々感じていました。
なので、5千円で手に入るならと買ってみたわけですが、実際のところ、スマホのサブ機としては、十分ではないかと感じています。
まず、最初の設定ですが、開封して電源ボタンを押すと、起動して、初期設定画面になりました。
Wifiの接続設定をすると、それだけで設定は終了。
どうやら、ユーザが私である前提で出荷されているらしく、ユーザIDの登録も不要でした。
この時点でバッテリーが6割程度になっていたので、そこからは充電しながら触ることに。
筐体は若干重みを感じますが、短時間なら片手で持ってても平気です。
長くなるなら机の上に置いて使えばいいし、両手持ちなら重いとは感じません。
バッテリーの保ちがスマホ以上であることを考えるなら、この程度の重さは十分許容範囲でしょう。
画面の色味は若干浅く感じますが、反応は良く、特に問題は感じません。
このFireの売りの一つは、プライム・ビデオの映画が無料で観れることなので、まずそのメニューを見てみることにしました。
はっきり言って、無料の映画は決して多くはありませんが、いくつか「機会があれば観たい」と思っていたものもあったので、とりあえずは及第点。
ここは「将来の展開に期待」という感じです。
コミックや書籍のリーダとしての機能は未だ試していないので、ここでは触れません。
逆に、一番の心配は、スマホで使っているソフトを、Fireに入れられるかどうか。
Webで旧型に関しての記事はあったので、あまり心配はしていませんでしたが、実際に触ってみるまでは気を抜けない…。
で、早速Amazonのアプリストアを覗いてみましたが、やはりGoogle Playに比べると、ソフトが限定されており、私の使いたいソフトが見当たりません。
ではGoogle PlayのソフトをFireに入れてみよう!
一番簡単な方法は、おそらくmicroSDカード経由で、スマホからソフトを移植する方法ですが、microSDの抜き差しも結構面倒なので、あえて「他の簡単な方法」を取りました。
その一つはDropBoxでapkファイルを移動する方法で、もう一つはX-plore File Managerでapkファイルを移動する方法。
DropBoxは、何故かAmazonのアプリストアには無かったので、FireのブラウザSilkでDropBoxのサイトに飛んで、そこでインストール。
Amazonのアプリストアには無いソフトを入れるには、事前に設定の「セキュリティ」で「不明ソースからのアプリ」を許可しておきます。
DropBoxを入れてしまえば、DropBoxを入れたPCやスマホからファイルを送れるので、これでapkファイルを送り、FireのDropBoxでapkファイルをタップすれば、あっさりインストール出来るようになります。
ただ、DropBoxのファイル転送はあまり早くはないので、スマホからFireにファイルを送るのなら、X-plore File Managerの方が早くて便利です。
X-plore File Managerは、Amazonのアプリストアに表示されていたのですが、何故かダウンロードできなかったので、スマホに入っているapkファイルをDropBoxで転送させてインストールしました。
スマホとFireと、両方で起動しておき、スマホ側をWifiサーバーに設定しておくと、Fireでスマホの中のファイルを直接触れます。
DropBoxでの転送よりも、格段に早いです。
さて、ここまで説明していなかったのがapkファイルです。
apkファイルをどうやって見つけるか。
あるいはどうやって入手するか。
Web上には野良アプリと呼ばれるものもありますが、これらはウイルス混入の可能性も強そうなので、出来れば野良アプリのapkファイルは使いたくありません。
まずはスマホで使っているソフトのapkファイルを使って、Fireにソフトを転送したい。
私はJSバックアップというソフトで、apkファイルのバックアップを取っているので、このバックアップ・ファイルを使うことにしました。
JSバックアップでバックアップを取ると、jsbackupというフォルダにバックアップのapkファイルがまとめられるので、この中から必要な物を探して、DropBoxやX-plore File Managerで転送すればいいわけです。
この方法でいくつか転送させたのですが、この方法だと、スマホでインストールしたソフトしかFireに入れられないので、それもちょっと面倒に感じられてきました。
おそらく一番便利になるのは、Fire内にGoogle Playのソフトを入れてしまうことですが、Google Playの通知が毎日届くのも煩わしい気がしますし、Fireはスマホと違って、一旦環境が出来てしまえば、Google Playを毎日使うような気があまりしません。
なので、Google Playは入れずに済めば、その方がいいような気もします。
で、探してみたら、Google Chromeの拡張機能で、1Mobile Downloaderというのを見つけました。
これをWindows PCのGoogle Chromeに入れておくと、Google ChromeでGoogle Playのapkファイルがダウンロード出来ちゃう!
これで、Fireのソフトは、PCサイトのGoogle Playでダウンロードして、DropBoxで転送してインストールしちゃえばいいや、ということになりました。
この方法でFireに入れたソフト、少しだけ動作しないものもありましたが、ほとんどが正常に動作します。
動作しなかったのは地図ソフトなのですが、もしかしたらGPSの無いFireでは異常が出る、ということかもしれません。
FireでGoogle Playのソフトの大半が使えることが分かったので、ここから先は、のんびりFireを触ってみるつもりです。

Amazonで何か購入する機会がある方は、クリックしていただけるだけで有り難いです。
買い物の金額は変わりません。
コメント
その後もいくつか試してみて
その後もいくつか試してみて、予想以上に使えないソフトが出てきていますので、とりあえず暫定的レポート。
Fireでは、ホーム・アプリ(ランチャー)の類は動作しないみたいです。
スマホと違って、本・ゲーム・映画専用の端末なので、それはそれで構わないですけどね。
普通のランチャー・ソフトは使えます。
とりあえず扇ランチャーの軽量版を入れてみましたけど、これは普通に使えています。
標準アプリ以外は全部この手のランチャーに登録してしまったほうが使いやすいかもしれません。
また、通知エリア(Notification)を使うソフトも全滅っぽいです。
Fireのインターフェイスの通知エリアは独特なデザインなので、これは予想できましたけど。
人によってはもっと悲しいのは、ウィジェットもショートカットも使えないことでしょうか。
そういうのはスマホでやればいいと割り切れば支障はないんですけど、やはり少々残念な気はします。
ダメ元でQuickDeskとかウィジェットボードとか入れてみましたけど、やっぱりウィジェットもショートカットも使えませんでした。
日本語入力はGoogle 日本語入力に切り替えました。
これは問題なく動いてます。
ゲームはとりあえずBillionaire Chess - MonopolyとPPSSPPを入れてみましたが、どちらも問題なく遊べています。
もっとも、動作の重たいゲームは試してませんけど。