Maxfield Parrish - mountain ecstasy

7月 11 2013

私には、愛して止まない画家が何人かいる。
そのうちの一人がパリッシュである。

彼の絵は幻想的で美しい。
なにより、眩い光の表現と空の青さが印象的である。

彼はアメリカの画家であり、最も初期の商業美術における人気画家であった。
彼の印象的な空と陰の青さは、パリッシュ・ブルーと呼ばれた。

「Ecstasy(歓喜)」と題されたこの絵は、彼の代表作の一つであり、彼の画集の扉に使われることも多い。
私が所有している画集でも、この絵が使われている。

空は何よりも青く、雲は何よりも白く、光の中には歓喜の女性がいる。
彼女の服のたなびく様子が、彼女が自然と一体になっていることを示している。
そこには、光と空と彼女と山肌しか無い。
けれど、そこには何の不足も無いのだ。
全てが歓喜に満ちている。
満ち足りた充足の瞬間。。。

パリッシュに出会ったのは、私がまだ学生の頃だ。
彼の絵は、当時の私の目標の一つだった。
その目標は到達されないまま、未だ私の中に燻っている。

リリース: 
1929年

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