Secret Garden - Nocturne
Submitted by ちゅん
7月
7
2013
美しい音、という形容が最も合う曲ではないかと思う。
穏やかで力強いピアノの響きに、妖精のようなソプラノボイスが絡み、バイオリンの燐とした孤独の音がその後を引き継ぐ。
幻想的で耽美な、聖なる森の中深くにある、秘密の場所。
クラシックでもなく、ポピュラーソングでもなく、フォークロアの香りを優美にまとい、独自の世界を作り上げた、ピアノとバイオリンのデュオ。
その1枚目のアルバム「Songs From A Secret Garden」の一番最初の曲は、実に魅惑的な音の響きを奏でてくれた。
ピアノ奏者は男性であり、バイオリン奏者は女性だ。
どちらも美形であるがため、余計に妄想を掻き立てるフシがある。
「秘密の園」というバンド名が、その妄想を更に広げる。
初めて彼らを知ったときは、あまりに露骨な売り方してね?、とも思った。
だが、あまりに美しい楽曲と、確固たる演奏力が、そんなことはどうでもいいや、とトロトロにとろけさせてくれる。
リリース:
1995年
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