藤子・F・不二雄 - モジャ公
宇宙に家出!
なんと壮大な話だろう。
地球を飛び出し、知らない惑星を冒険し、ジャングルで恐竜に追い回され、超能力を持つ宇宙人に殺されかけ、小惑星帯を突っ切る危険なレースに出る。
ぼくら読者がワクワクハラハラしないわけがなかった。
宇宙に家出!
なんと壮大な話だろう。
地球を飛び出し、知らない惑星を冒険し、ジャングルで恐竜に追い回され、超能力を持つ宇宙人に殺されかけ、小惑星帯を突っ切る危険なレースに出る。
ぼくら読者がワクワクハラハラしないわけがなかった。
まぁ、オタクな漫画ではある。
けれど、この都市ヘブンの形、機動艇や飛行船、高架機関車のデザインは、物凄く凝っていて、面白い。
こうしたユニークなガジェットが満載されたSFファンタジーとして、この作品は十分に注目に値する。
映画やマンガでは、アクションは派手な方が見栄えがいい。
しかし、派手な動きは、むしろ敵に悟られやすく、真の武術とは言えないだろう。
優れた武術は、むしろ静であり、最小限の動きで最大限の効果を上げる。
力に頼る時点で、武術の真髄からは離れてしまう。
だが果たして、そのような「本物の武術」を、マンガで表現できるのか。
今は青年誌でHな漫画を描いている弓月氏も、昔は少女漫画誌「りぼん」や「マーガレット」が活躍の場だった。
ただ、当時にしては画期的なほど、内容はやはりHだった。
その可愛いHさ故に、少女ファンも少年ファンも多かった。
MATRIX以来、私はキアヌのファンだ。
その彼が久しぶりに主演し、それも赤穂四十七士、つまり忠臣蔵を題材にした映画らしいと聴いていたので、どのような映画となるのだろうと気にしていた。
その「47 RONIN」の予告動画が、ついにYouTubeで公開された。
やはりこれは、類まれな画力の魅力なのだろうな。
一応江戸時代だが、あえて時代考証は無視し、衣装やいでたち、剣や武器、防具もオリジナリティー溢れるデザインに、懲りまくっている。
独自の武器を生かした戦闘シーンの迫力は圧倒的で、しかもスピード感に溢れている。
東京の密入国外国人達が、より悪質な犯罪から身を守るために、異邦都庁を作る。
当然違法な秘密組織であり、そこには未認可の病院や地下銀行があり、擬似警察…異邦警察も抱える。
その警察の唯一の警察官、久保塚早紀の活躍を描く。
静かな滅びに向かいつつある近未来の日本で、人に限りなく近い女性型ロボットが、人と触れ合いつつ暮らす物語…ではある。
物語としては、そういう内容だ。
だが、そう言ってしまえば、この物語の魅力は、全く伝わらないだろう。
「十二国記」シリーズの一つ。
このシリーズの中で、私が最も好きな巻である。
僅か12歳の少女が、国を救うために国王となることを決意する。
彼女の勝気で大人びた言動が、次第に周囲の大人達を動かしていく。
諸星は、様々な日本神話や古墳の謎を、怪異や怪物の存在を前提に再解釈することで、恐るべきドグマに満ちた呪術世界を描き出す。
特にこの作品では、断片的ないくつもの神話がジグソーパズルのように組み合わさっていき、次第に謎が解明されていくところが醍醐味だった。
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