すぎむらしんいち/リチャード・ウー - ディアスポリス 異邦警察
東京の密入国外国人達が、より悪質な犯罪から身を守るために、異邦都庁を作る。
当然違法な秘密組織であり、そこには未認可の病院や地下銀行があり、擬似警察…異邦警察も抱える。
その警察の唯一の警察官、久保塚早紀の活躍を描く。
東京の密入国外国人達が、より悪質な犯罪から身を守るために、異邦都庁を作る。
当然違法な秘密組織であり、そこには未認可の病院や地下銀行があり、擬似警察…異邦警察も抱える。
その警察の唯一の警察官、久保塚早紀の活躍を描く。
規則正しい生活と順法精神の徹底した、変人の大学教授が主人公の短編集。
初期には、彼の性格から派生するはた迷惑な事件をユーモアたっぷりに描くことが多かったが、次第に彼の性格を生かしたヒューマンドラマに移行。
心温まるエピソードが膨大になるにつれ、支持も広がった。
静かな滅びに向かいつつある近未来の日本で、人に限りなく近い女性型ロボットが、人と触れ合いつつ暮らす物語…ではある。
物語としては、そういう内容だ。
だが、そう言ってしまえば、この物語の魅力は、全く伝わらないだろう。
諸星は、様々な日本神話や古墳の謎を、怪異や怪物の存在を前提に再解釈することで、恐るべきドグマに満ちた呪術世界を描き出す。
特にこの作品では、断片的ないくつもの神話がジグソーパズルのように組み合わさっていき、次第に謎が解明されていくところが醍醐味だった。
彼女の名作「私を月まで連れてって!」の続編にあたる。
当然のことながらこちらも宇宙を舞台にしたSFであり、「月まで」の登場人物のその後が描かれている。
ただし主人公は、八重とハリアンの双子の子供の一人、ブライトだ。
4コマ漫画の革命だったのだと思う。
一見ごく普通の学園4コマ漫画のように見えて、中身はそれまでのそれとは大きく異なっていた。
丁寧にキャラクターを設定し立たせることで、新次元の漫画が成立したのだ。
1996年から2000年にかけての中国探訪エッセイマンガ。
小田氏は中国にはまり、何度か旅行に行き、勢いで中国の江西省南昌市に留学までしてしまう。
このエッセイは、その時の日々をマンガで紹介したもの。
今が2013年だから、だいたい15年ぐらい前の中国の様子が記されている。
色っぽい女主人を主人公に、粋とシモネタ親父ギャグを交えつつ、食のうんちくを主題にした漫画。
グルメ漫画の類(たぐい)は今では決して珍しくないが、この漫画の食へのこだわりは「和」と「風流」に徹しており、普段着の世界とは少々次元が異なる。
彼女の織り成す色の万華鏡は、あまりに魅惑的だった。
しかし、その色の洪水は、ある日突然去ってしまった。
彼女に何があったかは知らない。
しかし、彼女はある日、漫画を描かなくなり、新たな作品が発表されることはなくなった。
子供の頃、桑田次郎の絵こそがSFだと思っていた。
ブレのないシャープで美しい描線。
陰とハイライトの明確な、ガラスのような質感。
手塚のいかにも漫画めいた柔らかい線より、圧倒的に大人びていた。
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