上田としこ - フイチンさん
戦前の満州、ハルビンが舞台である。
当時は貧富の差が大きく、子供も働くのが当たり前。
中国娘のフイチンさんも働く少女だが、その持ち前の明るさで、皆の人気者だった。
戦前の満州、ハルビンが舞台である。
当時は貧富の差が大きく、子供も働くのが当たり前。
中国娘のフイチンさんも働く少女だが、その持ち前の明るさで、皆の人気者だった。
かなり特殊な車の選び方がある。
ポンコツ寸前、もしくは既にポンコツの車を買い、あるいは拾い、修理しながら乗るのだ。
もちろん、ポンコツでも希少車だからこそである。
私は大人になってからは、ほとんど釣りに行ったことがない。
釣りにはたいして興味がないのだ。
だから、今ひとつ、三平くんのはしゃぎっぷりは理解できない。
けれど不思議なことに、矢口氏の漫画は、どれも結構好きだ。
東京赤坂の、とあるデザイン事務所の日常をコミカルに描いた作品だが、何故か大阪弁の地の文が常に付く。
この解説(?)文が、かつての講談やラジオドラマのようで、実に味わい深い。
もしかしたら、この地の文こそが主人公ではないかと思えるほどなのである。
まぁ、オタクな漫画ではある。
けれど、この都市ヘブンの形、機動艇や飛行船、高架機関車のデザインは、物凄く凝っていて、面白い。
こうしたユニークなガジェットが満載されたSFファンタジーとして、この作品は十分に注目に値する。
元々旅行が好きだった彼女が、パリに憧れ、パリに住みつき、パリでいろんなものを見て、日本との違いを実感したり、楽しんだり、がっかりしたり…。
そんな彼女の日常そのものが、なんだか友達の話を聞いてるような雰囲気で伝わってくる、好印象のマンガ・エッセイ本。
溶接工の職場をモチーフにしたコメディ漫画。
中小企業の大変さ、技術職のこだわり、仕事にかける誇りがしっかり伝わってくるあたり、コメディでありながらも、結構シリアスだ。
日本の産業は、こういう人達が支えているのだと、ついつい真剣に考えてしまう。
私はこの漫画を「天才バカボン」の後継だと考えている。
と言ったら言い過ぎかな?
でも、ボケ味が結構似てる気がするんだよ。
野田の方が、もっと大人で地味なんだけどね。
失恋した人、結婚しようとしている人、恋人になりたいと思っている人、自分の人生をどう作ろうかと迷っている人、ただただ独身が続いている人。
いろんな人が出てくるけれど、誰もがひたむきで、真剣で、けなげだ。
そして、きっと同じような瞬間が、自分にもありえそうな、あるいは、あったような、そんな気がする。
規則正しい生活と順法精神の徹底した、変人の大学教授が主人公の短編集。
初期には、彼の性格から派生するはた迷惑な事件をユーモアたっぷりに描くことが多かったが、次第に彼の性格を生かしたヒューマンドラマに移行。
心温まるエピソードが膨大になるにつれ、支持も広がった。
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