Sarah and Paige - a unique friendship brought together

11月 10 2013

これはオンライン・チャット・システムのSkypeの、宣伝用の動画です。
だから、いくら感動的な内容であれ、割り引いて観なきゃ、と最初から思っていました。

でも、実際に観ると、不覚にも目頭が熱くなってしまい…。

年齢と共に涙腺は緩むそうですし、このところ風邪気味で、それで余計にゆるゆるなのかもしれませんが。。。
(更新がしばらく止まっていたのは、半分以上、風邪のせいです。)

サラとペイジは、一見ごく普通の10代の少女です。
二人は8年前に知り合い、それ以来の大親友です。

でも、実際に会ったことはありませんでした。
二人はSkypeで、つまりネット越しに知り合ったのです。

一人はアメリカのインディアナ州に、もう一人はニュージーランドに住んでいます。
ほとんど地球の裏側…は大げさですが、それでも北半球と南半球で季節は逆。
時差だって6時間もあります。

季節も時間帯も異なる国に住んでいる二人が、直接会ったことも無く、何故大親友になったのか。
それは二人に共有の障害があったから。

二人は共に左手がありません。
腕はあります。
スポーツも自転車も、たいていのことは出来ます。
でも、同じ障害を持つ親友の存在がいかに大きいかは、まさに想像に有り余ります。

このドキュメントで、インディアナ州に住むサラは、ペイジの住むニュージーランドを訪れます。
8年越しの大親友の、初めての対面です。

リリース: 
2013年

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コメント

ユーザー ちゅん の写真

私は以前、あるメーカー絡みの事務局にいたことがあります。
まだインターネットもWindowsも無い時代で、パソコン通信が市民権を少し得始めた頃です。

そこでは素人のパソコン・プログラムの公募をしていたのですが、応募の方の中に、障害を持つ方が少なくないことに気付きました。

パソコンは、障害を克服するツールになりかけていました。
腕が無くとも、足でキーボードを打ち、目が見えなくとも、テキストを音声出力させて、パソコンを使いこなしていたのです。

それまでは、パソコンは私にとって趣味の延長であり、趣味がそのまま仕事になったようなものでしたが、これを知ってから、パソコンを見る目がまた少し変わりました。

皮肉なことに、やがて来たWindowsは、目が見えない方には使えない道具となってしまいましたが、しかしパソコンの進歩が、また別の面で、障害を克服する道具となっていることは間違いないでしょう。

ただ最近は、逆に、パソコンを使えない人が、社会的に見捨てられていくのではないかという不安を感じています。

全てがパソコンやスマホを前提にしたサービスになっていき、それが使えない人は後回しになってしまう。
便利な道具が当たり前になっていき、それを使えない人の不便がむしろ増えてしまう。
そうなってしまうのでは、これはまた困ります。

パソコンの便利さを、より多くの人が分かち合える社会になってほしいと思います。


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