四人囃子 - おまつり

7月 19 2013

きもちのいい夕方に ボタンの穴から
のぞいたら くしゃみなんて出そうになって

日本で最も初期に、オリジナル曲によるプログレッシブ・ロック・バンドとして活動を開始した、「四人囃子」の1stアルバム「一触即発」の3曲目。

極端に高度なテクニックを駆使しているわけではないが、荒削りながら日本語に拘り、ダイナミックな曲展開を行っている。

また、録音とミキシングには、当時としてはかなり時間をかけたと思われる。
今聞いても音の分離が良く、非常に丁寧な録音が成されていたことが分かる。

彼らのサウンドの原点は、Pink Floydだと言われる。
演奏テクニックよりもサウンドのユニークさや曲の構成力を重視しているという点では、確かにそうなのだろう。
このアルバムを通してもPink Floydのオマージュと思われる箇所がいくつも散見される。

四人囃子は何度かのメンバーチェンジと休止を繰り返し、今も継続しているが、サウンドの方向性は時期によってかなり異なっている。
この時期はギターとボーカルの森園の存在が非常に大きかった。

リリース: 
1974年

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