MATRIX以来、私はキアヌのファンだ。
その彼が久しぶりに主演し、それも赤穂四十七士、つまり忠臣蔵を題材にした映画らしいと聴いていたので、どのような映画となるのだろうと気にしていた。
その「47 RONIN」の予告動画が、ついにYouTubeで公開された。

ハリウッドで日本に関する映画を創るというのは、原則、内容にあまり期待できないことは分かっている。
たいていハズレだし、そもそも日本の風俗を誤解しているものばかりだ。
だから、これもハズレの可能性が高いだろうとは予想していた。

だが、激太りしていたキアヌは、この映画のために引き締まった身体に戻したという。
面倒臭がりのキアヌを動かしたほどのシナリオなら、やはり気になる。

不安と期待を胸に、予告を見てみると！！！

ますますハズレなのか、大当たりなのか、分からなくなってしまった。（笑

まず、日本と中国がごちゃ混ぜである。
しかもキアヌは、妖怪変化、モンスターと戦っている。

え？なんでモンスターが出てくるんだ？

どうやら、正しい日本を描くなどという面倒臭いことは完全に捨て去り、舞台をアナザーワールドに置いた超大作アクション・ファンタジーになったらしい。

人間がモンスターに変化して主人公を襲うシーンは、確かに迫力もあり、見応えありそうだ。
これはもしかしたら、大化けする映画かもしれない。

でも、大ハズレの可能性も、やはり濃そうだなぁ。うう。微妙だ。