ディズニー・リサーチ - メカキャラの設計デザイン

8月 3 2013

ブログ再開の肩慣らしのつもりで。

「Computational Design of Mechanical Characters」というYouTube動画に感心したのでご紹介。
これは要するに、ディズニーランドの設計工学の最先端の一部だ。

ディズニーランドの設計は大変複雑だが、この動画は、各テーマパーク施設の中に設置するロボット…自動人形の設計について紹介してくれている。

人形の動きは、ストーリーに合わせて設計されるが、簡単な動きでは、いかにも子供騙しに見えてしまう。
より複雑な、よりリアルな動きを用意したいが、しかし複雑な動きは制御が難しい。
いかに簡単なメカニズムで、どこまで複雑な動きに対応するかが、設計の肝だろう。

人形の制御には、糸や棒、歯車などが使われるが、特に歯車は、組み合わせ次第で大変複雑な動きを作れる。
だが、人間の頭では、歯車の複雑な動きを、容易にはイメージできない。
これまでは、試行錯誤、要するに、色々作ってみては、あーでもない、こーでもないと、時間をかけて詰めていた…らしい。

ならば、コンピュータでシミュレーションしようじゃないか、となるのは予測の通りだが、この設計は容易ではなかったと思う。

まぁ、動画を観てみて欲しい。

少なくとも私には、とても興味深かった。

リリース: 
2013年

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