たま - 満月小唄

11月 21 2013

ブリキの馬が逃げて行く
お祭の終わる夜が来た

たまはイカ天で最も注目された不思議系バンド。
奇抜な容姿と独特の世界観、練られた楽曲で、当時爆発的な人気となった。

彼らがTV番組「三宅裕司のいかすバンド天国(通称:イカ天)」に出演したのは1989年である。

あまりにも独特で奇妙な風貌から、最初は完全に色物扱いにされたものの、いざ演奏が始まると、その独特な世界観にスタジオ全体が魅了された。
結局5週、圧倒的な強さで勝ち抜き、翌年メジャーデビュー。
各メディアにひっぱりだことなり、その人気ぶりは「たま現象」とまで呼ばれた。

彼らの演奏能力は、決して高くは無い。
しかしその世界観は大変個性的なもので、歌詞もサウンドも不思議な魅力に包まれていた。

TVで爆発的な人気となったことから、彼らを一発屋と捉える人も多いが、実はかなり息が長いバンドである。

結成はTVに出演する5年前であり、TV出演時には、既にインディーズから数枚のアルバムをカセットやCDで出していた。
1990年にメジャーデビュー、解散が2003年。
結成からなんと18年も活動しており、出した曲数は100曲を軽く超える。

私は彼らの熱心なファンではないが、独特の歌詞やテンションを多用した個性的なサウンドにはつくづく感心している。
特にこの「満月小唄」のようなファンタジックな曲は、本当に素晴らしいと思う。

この曲は1991年に発売されたメジャー後3枚目のアルバム「きゃべつ」に収録されているが、1986年にインディーズで出した「さるぼぼ」が初出。

1992年のベスト盤「まちあわせ」、2003年の「たまセレクション」、2005年の「ナゴムコレクション」にも収録されている。

リリース: 
1986年

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