竹宮恵子 - ブライトの憂鬱
彼女の名作「私を月まで連れてって!」の続編にあたる。
当然のことながらこちらも宇宙を舞台にしたSFであり、「月まで」の登場人物のその後が描かれている。
ただし主人公は、八重とハリアンの双子の子供の一人、ブライトだ。
彼女の名作「私を月まで連れてって!」の続編にあたる。
当然のことながらこちらも宇宙を舞台にしたSFであり、「月まで」の登場人物のその後が描かれている。
ただし主人公は、八重とハリアンの双子の子供の一人、ブライトだ。
子供の頃、桑田次郎の絵こそがSFだと思っていた。
ブレのないシャープで美しい描線。
陰とハイライトの明確な、ガラスのような質感。
手塚のいかにも漫画めいた柔らかい線より、圧倒的に大人びていた。
美少女と妄想とSFとマンガをモチーフにした日記風マンガエッセイ。
タイトル通り不条理に満ちているが、様々なSFや小説のパロディが散りばめられており、しかも元ネタを知らなくても笑える内容も多い。
吾妻の興味そのままに描いているとしか思えないことが、多くの読者の強い共感を生んだ。
ヒト化した猫が住民となったパラレルワールドの地球に、たまたま迷い込んだ主人公。
可愛い猫たちの身勝手さに翻弄されながらも、様々な謎に迫ったり(?)解いたり(?)しつつ…。
日本の明治もしくは大正時代に似た架空の世界を舞台に、様々な蟲による不思議な現象と、それに翻弄される人の情を描く。
蟲とは、ここでは虫ではない。
虫や菌に近いが、もっと霊的な、訳の分からない存在である。
若者がクーンツを読むなら、まずはこれを勧めたい。
クーンツに「はずれ」は少ないが、よくよく考えてみると、若者を主人公にした彼の作品も、案外少ないのである。
岩明氏は特異な漫画家である。
天才であるが故に、結果として、凡庸な作品と、天才的な作品とに分かれてしまう。
そういう特殊な作家である。
子供だけが見ることができる、不思議な、人ともモノともつかない者たち。
霊、精霊、魂、みたいなもの。
こういう世界を、彼女は優しく肯定的に描く。
金魚がおじいちゃんに見えて、おじいちゃんの金魚と話ができて、水族館の魚達とも話が出来て。
高橋葉介は、日本の幻想マンガの第一人者である。
彼が描く少年少女は可愛く麗しく、にも関わらず、物語は残酷で血みどろである。
彼が描く女性は肉感的で残忍で、にも関わらず、どこかあっけらかんとしている。
貴方が最も影響を受けた本を一つ挙げよと言われたら、私はこの「ポーの一族」を挙げる。
それぐらい、私はこの作品から影響を受けた。
人に混じって生きる吸血鬼が、何を思い、何を考え、どのように生きるのか。
「私も好き♪/嫌い」への投票は、ユーザー登録なしでもできるようになっています。
ただし、トップページのように、本文の一部しか表示されていない場所では投票できません。
タイトルもしくは「この続きを読む」をクリックして、全文を表示させてから投票してください。
投票は、実際に視聴したことのある作品に対してのみ行うようにしてください。
ユーザー登録なしでの投票は、通常、約24時間後に反映されます。