Ultravox - The voice

7月 15 2013

80年代、最もかっこよかった音の一つ。
シンセサイザーやシーケンサーを駆使した、クールでハイセンスな音作りが実に新しかった。
この曲は、このバンド名は、エレクトリック・ポップの代名詞と言っていい。
YMO等のテクノにも大きな影響を与えている。

しかしUltravoxも、商業的に成功するには、かなりの時間がかかっている。

Ultravoxは1975年にジョン・フォックスによって結成された。
初期のUltravoxはニュー・ウェイヴの先駆けとして大きな注目を浴び、様々なアーティストに影響を与えたが、3枚目を出してもなお、商業的には成功しなかった。
ジョン・フォックスはバンドを脱退し、ソロ活動をスタートさせる。

バンドは解散となるかと思われたが、ソングライター兼ボーカリストとして、ミッジ・ユーロの参加が決まる。
事実上、サウンドコンセプトのみ引き継いだ、別バンドと言っても過言ではないと思う。
そして4枚目「Vienna(1980)」で、サウンドは一気に垢抜けたものとなり、彼らはやっと大成功を収める。

この曲は更にサウンドが磨かれた5枚目のアルバム「Rage of Eden(1981)」の1曲目である。

クールなシンセ・サウンドとミッジ・ユーロのダイナミックなボーカルとの対比が素晴らしい。

リリース: 
1981年

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