Matt Bianco - Lost In You
このバンドはサンバとファンクの中間にいる。
こういうサウンドをファンカラティーナと呼ぶらしいが、このジャンル名がどの程度一般的なのかは私は知らない。
ただ言えるのは、聞いていて心地よく、思わず身体が動き出すということ。
私にとって、こういうラテン系の音楽は、そう親しいものではない。
普段聞いているのはロックとフォークで、ニュー・エイジ系もそこそこ聴くが、元々ダンス音楽はあまり得意ではないのだ。
けれど、ラテン系のリズムは、聴いていて、やっぱり楽しい。
メロディーは日本人好みのセンチメンタルなものでありながらも、ノリの良さに、身体が自然とリズムを追いかけてしまう。
これはおそらく、原始的な身体の欲求に沿うものなのだろう。
だから、ごくたまに、こういうバンドにものめり込む。
マット・ビアンコのデビューは1984年で、今も活動中だから、かなり息が長いバンドと言えるだろう。
バンドの中心人物はマーク・ライリーで、ほとんどのアルバムは彼とマーク・フィッシャーで作っている。
だが、一番最初のアルバムと2004年のアルバムは、マーク・ライリー、ダニー・ホワイト、バーシアの3人による。
2004年に同窓会をやって、また翌年から普段のバンドに戻った、という感じなのだろうか。
このLost In Youは、彼らの6枚目のアルバム、「GRAN VIA + 5」の最初の曲だ。
ちょっとミステリアスなムードが艶かしい。
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