The Cars - Just What I Needed

8月 11 2013

70年代末のニュー・ウェイブの中心にいたバンド。
クールで正確な演奏と、目立つ音色のシンセ・リード、そしてポップで覚えやすいメロディーで、多くのファンを魅了した。
曲の多くはギターのリック・オケイセックが作っている。

デビュー前の彼らは、この曲のデモ・テープを地元FM局に送った。
曲を気に入ったDJが番組でかけたところ、リクエストが殺到。
それがそのままレコード・デビューに結びついたという。

その後、1stアルバム「The Сars」はプラチナディスク、2枚目「Candy-O」は全米チャート3位、グラミー賞新人賞ノミネート、また1984年には第1回MTVアウォードをマイケル・ジャクソンの「スリラー」やシンディ・ローパー、マドンナ等を押しのけ受賞するなど、圧倒的な人気を博していた。

ちなみに、この曲の邦題は「燃える欲望」。
1stアルバムの邦題は「錯乱のドライブ」。
はっきり言って、日本スタッフのセンスを疑う。

このバンド、世界的な人気の高さの割に、何故か日本では認知度が低いのだが、その最大の原因は、レコード会社の邦題のセンスの悪さではないか。

バンドは1988年に解散が報じられたが、2005年に中心人物だった2人を除く形で「New Cars」として復活。
その際はトッド・ラングレンがボーカルを担当し、トッド人脈のメンバーが参加している。

そして2010年、既に癌で亡くなっていたベンジャミン・オールを除く全員が揃って、改めて活動を再開。
2011年には24年ぶりの新アルバムも出している。

リリース: 
1978年

コメント

ユーザー ちゅん の写真


enlightened私も好き♪/嫌い」への投票は、ユーザー登録なしでもできるようになっています。
ただし、トップページのように、本文の一部しか表示されていない場所では投票できません。
タイトルもしくは「この続きを読む」をクリックして、全文を表示させてから投票してください。
投票は、実際に視聴したことのある作品に対してのみ行うようにしてください。
ユーザー登録なしでの投票は、通常、約24時間後に反映されます。