アンダーグラフ - ツバサ

8月 12 2015

明け方過ぎの 国道までの 細い抜け道
君が呟く、恐いものなど何も無いよと
見送る為の言葉に涙流れた

シングル発売は2004年9月だから、いつの間にか10年以上経ってしまった。

とはいえ、この曲を意識し始めたのは2005年になってからだ。
なんだかあちこちで耳にするようになり、気が付いたら覚えてしまっていた。
チャートで10位に入ったのが、発売から20週、つまり5ヶ月経ってからだったというから、本当にジワリジワリと売れていったのだ。

イントロのリフは鋭く印象的だし、その前に入る女性の声「人は翼を持つと 自由になれるんですか?」もどこか心に突き刺さる鋭利さを持っていた。

青春独特の苦しさと、儚げで真っ直ぐな情熱が、この曲には強く浮かんでいる。
真戸原のボーカルは切実さを強く感じさせる。
だから心に残ったのだと思う。

日本のポップチャートは、恋愛の歌が圧倒的に多い。
需要もそれだけ多いのだろうけれど、恋や愛の感情だけが歌の表現ではあるまい。

居ても立ってもいられない衝動や、何かのために努力を重ねること。
絆を感じる瞬間、大切なものに出会った時の狂おしい気持ち。
そういう様々な感情を歌に託せる人が、私は羨ましくて仕方がない。
彼らは確実に、そういう一人だと思う。

2012年にギターの阿佐が脱退してしまったが、残るオリジナルメンバーで今も活動中だ。

リリース: 
2004年

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コメント

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長澤まさみ出演 short pv full music

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