青木雄二 - ナニワ金融道
最初、なんて下品で下手な絵だろうと思った。
この絵でどんな話を描いているんだと、最初から呆れ返って読み出してみたら、眼から鱗がばらばらと何十枚も落ちた。
とんでもなく面白かったのだ。
最初、なんて下品で下手な絵だろうと思った。
この絵でどんな話を描いているんだと、最初から呆れ返って読み出してみたら、眼から鱗がばらばらと何十枚も落ちた。
とんでもなく面白かったのだ。
シンプルでストレート、まさにブリティッシュ・ハード・ロックの見本のような曲。
タイトでダイナミックなドラムと、シンプルで力強いベース、そこにうねるようなギターが絡み、よく通る声のボーカルが気持ちよく響く。
余計な装飾を削ぎ落とした音だからこそ、ずっしりとした存在感があった。
失恋した人、結婚しようとしている人、恋人になりたいと思っている人、自分の人生をどう作ろうかと迷っている人、ただただ独身が続いている人。
いろんな人が出てくるけれど、誰もがひたむきで、真剣で、けなげだ。
そして、きっと同じような瞬間が、自分にもありえそうな、あるいは、あったような、そんな気がする。
♪夏は今年も にぎやかで
♪日傘もボチボチ あらわれた
チャーのデビューアルバムに収録。
作詞はNSPの天野滋だった。
スポーツ漫画の多くが超人的な主人公を用意する中、ちばあきおは、超人でも天才でもない、地味で欠点もある主人公であることに拘った。
作中、野球部のキャプテンは代わっていくが、どの人物にも長所と共に短所があった。
ごく普通の主人公が、必死の努力によって壁を乗り越えていく事こそが、彼にとって描くべきリアリティーだった。
1979年、とんでもない曲が出た。
ビートルズのヒット曲を30曲ばかりつなぎ合わせたメドレーである。
時間にして15分弱。
懐かしいフレーズが次々と出てくる。
彼女の代表作は、大きく2つに分かれる。
一つはバレエであり、もう一つは怪異やファンタジーである。
彼女の絵は、描線が細く、繊細かつ神経質に見える。
だから、心の震えが手に取るように伝わってくる。
♪いくつかの水たまりを残して
♪梅雨が駆け抜けてしまえば
さだまさしは物語を作ることが大変巧い。
そして物語の中で、鮮明な美しい絵を必ず描く。
東京の密入国外国人達が、より悪質な犯罪から身を守るために、異邦都庁を作る。
当然違法な秘密組織であり、そこには未認可の病院や地下銀行があり、擬似警察…異邦警察も抱える。
その警察の唯一の警察官、久保塚早紀の活躍を描く。
ジェフ・ベックは1975年に「Blow By Blow」というアルバムを出すことで、ギターの神様になった。
フュージョンの傾向が強く、全編がインストゥルメンタルである。
にも関わらず、なんと饒舌で、なんと表現力の豊かなことか。
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